北区ふるさと農家体験館(東京都北区)
東京都北区指定有形文化財(建造物)旧松澤家住宅規 模 主屋 桁行九間 梁間五.五間(うまや 桁行二.五間 梁間二.五間
倉屋 桁行三間 梁間二間
建築年代 江戸時代後期
旧松澤家住宅は弘化元(1844)年」に創建されたと伝わる民家です。北区浮間に所在していた建物を、この場所に移築しました。主屋は寄棟造りの茅葺き屋根で、棟に「箱棟」という瓦葺きの小屋根がついています。間取は、向かって左に「どま」がつき、右側に田の字がずれた形に四部屋が配置される「喰い違い四間取り」形式になっています。主屋に付属する「うまや」は明治初期頃に増築されたとされ、建物も同時期の間取に復原しています。広い屋根裏は茅や藁などの保管場所として使うほか、洪水時の避難場所としても使われました。これは当時の浮間をはじめとする荒川流域が洪水にたびたびみまわれた地域であったためで、これらの地区では「水塚」とよばれる高く盛り上げた敷地の上に家を建てていました。裏の倉屋は、主屋より創建が古いとも伝わっていて、礎石の上に直接柱を立てるなど、土台のある主屋と異なった建て方をしています。
平成17年3月 東京都北区教育委員会 現地説明板より
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