国指定重要文化財 高麗家住宅(埼玉県日高市)
高麗家は代々高麗神社の神職を勤めていた旧家である。この住宅は、江戸時代初期の重要民家として昭和46年6月22日、重要文化財に指定された。
建築年代については慶長年間(1596~1614)との伝承があるのみで明確な資料は欠くが構造手法から17世紀中頃まで遡り得ると思われる。
建物は山々を背ににして、東面にたてられ、その規模は間口14.292メートル(約七間半)奥行9.529メートル(約五間)総面積136.188平方メートル(約37.5坪)で屋根は入母屋造りで茅葺きである。間取りは5つの部屋と比較的狭い土間からなっている。5室の内、表側下手の部屋(21畳)はもっとも広く当住宅は表座敷を中心とした間取りである。
広間には長押を打ち押し板を構え前面5.717メートル(約3間)には格子窓がつけてある。柱や梁は全部丸味のある手斧で仕上げられて柱の数は多く、必要なところは太い材木を使っているが梁は全面的に細い材料を使っている。
なおこの住宅は昭和51年10月解体修理に着手し解体工事中に調査発見した痕跡、資料等により、当初の構造を復元し昭和52年9月に竣工した。 昭和52年11月30日
埼玉県教育委員会、日高市教育委員会 現地説明板より
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